アゲハマ
(´・ω・`)「うん、そうなんだ。これでとりあえず死活はおしまいだ。」
('A`)「ほんとかよ!」
( ;ω;)「長かったお。スレの半分は死活だった気がするお。」
ξ゚听)ξ「じゃあこれから地の数え方を詳しくやるわ。
      まず『アゲハマ』について説明しましょう。図157を見てね。白番よ。」
図157
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼○●○┼┼┤
├┼┼○●○┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
( ^ω^)「あのう、ツン。わざわざこんなことやるのかお?」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼☆┼┼┼┤
├┼┼○┼○┼┼┤
├┼┼○┼○┼┼┤
├┼┼┼○┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
ξ゚听)ξ「そうね。そこに打てば黒石を取ることができるわね。
     今内藤が取った黒石のことを『アゲハマ』と言うの。
     アゲハマは対局が終わるまで碁笥の蓋に保管しておいてね。」
( ^ω^)「へぇ。碁笥ってなんだお?」
(´・ω・`)「『碁笥(ごけ)』とは碁石の入れ物のことだよ。取った相手の石をその蓋にいれておくんだ。」


('A`)「相手の石を取ると、取った石はアゲハマとなって碁笥の蓋に移動することは分かった。
    でもそのアゲハマをいつまでも持っていてどうするんだ?」
(´・ω・`)「アゲハマを取った分だけ相手の地を減らすことができるんだ。
     図157を見てくれ。これは終局図だ。
     囲碁では白地と黒地、どちらの大きさも変動しなくなれば終局だ。
     この図は黒と白どちらが勝っているかな?」
図157
┌┬┬┬○○●┬┐
├┼○○○●●┼┤
├┼○●●●┼┼┤
├┼┼○●┼┼┼┤  〜アゲハマ〜
├┼┼○○●┼┼┤  黒が取った白石 ○2
├┼○○●●┼┼┤  白が取った黒石 ●0
├○○●●┼┼┼┤
├○●┼●┼┼┼┤
└○●●┴┴┴┴┘
( ^ω^)「えっと、囲碁は地の大きさで勝敗を決めるんだお。
     図158の×の地点が黒地で+の地点が白地だお。
図158
++++○○●××
++○○○●●××
++○●●●×××
+++○●××××  〜アゲハマ〜
+++○○●×××  黒が取った白石 ○2
++○○●●×××  白が取った黒石 ●0
+○○●●××××
+○●×●××××
+○●●×××××
('A`)「×が31、+が19か。つまり黒が31目、白が19目。黒が12目差で勝っているな。」



(´・ω・`)「ではアゲハマを見てみよう。黒が白石を2個取っているね。
     囲碁は相手の石取った分だけ相手の地を減らすことができる。
     つまり図157の状態からさらに白は2目減るんだ。」
( ^ω^)「な!じゃあ黒が31目で白が17目になるお。」
ξ゚听)ξ「そういうことね。石を取ると、取った分だけ相手の地が減る&石を取った跡に自分の地ができる。
      石を取るのってお得ね。」
('A`)「たしかにそのとおりだな。」

ξ゚听)ξ「じゃあ次に死んでいる石について見てみましょう。
      図159を見てね。これも終局図よ。地を数えてみましょうか。」
図159
┌┬┬●┬●●●●
●●┼┼●●●○○
○●●●○●○┼○
○○○○○○○○┤  〜アゲハマ〜
●●●○●●○┼┤  黒が取った白石 ○3
├┼●○○┼┼┼┤  白が取った黒石 ●1
├●┼●●○┼┼┤
├┼●┼●○┼┼┤
└┴┴●○○┴┴┘



( ^ω^)「ちょっと待つお!図160の黒石▲はどうするんだお?」
図160
┌┬┬●┬●●●●
●●┼┼●●●○○
○●●●○●○┼○
○○○○○○○○┤  〜アゲハマ〜
●●●○▲▲○┼┤  黒が取った白石 ○3
├┼●○○┼┼┼┤  白が取った黒石 ●1
├●┼●●○┼┼┤
├┼●┼●○┼┼┤
└┴┴●○○┴┴┘
ξ゚听)ξ「この▲の石が死んでいるのは分かるかしら。」
('A`)「ああ、どうやっても取られてしまうよな。」
ξ゚听)ξ「死んでいる石は終局後、図161のようにこのままアゲハマとなるわ。」
図161
┌┬┬●┬●●●●
●●┼┼●●●○○
○●●●○●○┼○
○○○○○○○○┤  〜アゲハマ〜
●●●○┼┼○┼┤  黒が取った白石 ○3
├┼●○○┼┼┼┤  白が取った黒石 ●3
├●┼●●○┼┼┤
├┼●┼●○┼┼┤
└┴┴●○○┴┴┘
( ^ω^)「え?それってもう一手かけてアゲハマにしなくても良いってことかお?」
ξ゚听)ξ「そうなの。死んでいる石を盤上から取り除かなくても終局後にアゲハマになるから
      わざわざ取りに行く手は地が損ね。」



ξ゚听)ξ「図161で分かりやすくなったと思うわ。じゃあ地数えてみましょう。」
( ^ω^)「えっと上の黒地が6目で左下の黒地が10目。白に取られた石が3つだから
     黒地は6+10−3=13 13目だお!」
('A`)「白は右側に19目。アゲハマが3つだから19−3=16 白地は16目だな。」
( ^ω^)「白地が16目で黒地が13目だから白の3目勝ちだお。」
(´・ω・`)「その通り。終局後、地を数えるには以下の順番でやるんだ。」
@ダメを詰める
A盤上から死に石を取り除きアゲハマにする
Bアゲハマで相手の地を埋める
C整地する
D数える

( ^ω^)「マテマテ。@とCの説明がまだだお」
(´・ω・`)「@とCは地を数えやすくするために行うんだ。
     最近はダメを詰め終わるまでが一局らしいけどね。」



ξ゚听)ξ「@を説明するわ。図162では図163で示した△の地点が
      白黒どちらの地でも無いことがわかるわね。
      図164のように終局前にここを打ってしまわなければならないってことなの。」
図162            図163           図164
┌○●●○○○●┐   ┌○●●○○○●┐   ┌○●●○○○●┐
├○┼●●○○●●   ├○△●●○○●●   ├○●●●○○●●
├┼○┼●○┼○┤   ├┼○△●○┼○┤   ├┼○○●○┼○┤
├┼○●●○○○○   ├┼○●●○○○○   ├┼○●●○○○○
├┼○●┼●●●○   ├┼○●┼●●●○   ├┼○●┼●●●○
├┼○●┼┼●○○   ├┼○●┼┼●○○   ├┼○●┼┼●○○
○○○●┼┼●●○   ○○○●┼┼●●○   ○○○●┼┼●●○
○●○●┼┼┼●●   ○●○●┼┼┼●●   ○●○●┼┼┼●●
└●●●┴┴┴┴┘   △●●●┴┴┴┴┘   ●●●●┴┴┴┴┘
( ^ω^)「なんだ、それだけかお。」
('A`)「…ところで右上の黒と白はセキになっているな。」
ξ゚听)ξ「もちろんセキになっている所はダメを詰めなくていいわ。
      ダメを打った方が取られてしまうからね。
      あとひとつセキで注意して欲しいことがあるわ。セキになっている所は地にカウントしないの。」
( ^ω^)「どういうことだお?」
ξ゚听)ξ「右上の白石と黒石にはそれぞれ一目づつ地があるように見えるわ。」
('A`)「そうだな。違うのか?」
ξ゚听)ξ「でもこの白黒どちらの石もセキになっている石だから、そこは地として数えないの。」
( ^ω^)「へぇ。じゃあこの碁は黒が13目、白が10目で黒の3目勝ちになるお。」
(´・ω・`)「そういうこと。地を数えるのは難しいけれど、手順を踏んでやれば誰でもできるんだ。」



(´・ω・`)「さて、Cの整地についてだ。もう一度図164に戻ろう。」
図164
┌○●●○○○●┐
├○●●●○○●●
├┼○○●○┼○┤
├┼○●●○○○○
├┼○●┼●●●○
├┼○●┼┼●○○
○○○●┼┼●●○
○●○●┼┼┼●●
●●●●┴┴┴┴┘
(´・ω・`)「地を数えるときは、もちろんこのまま数えてもいい。だがちょっと数えにくくないかな?」
( ^ω^)「確かに。ちょっと入り組んでて数えにくいお。」
(´・ω・`)「だから終局後、地を数えやすくするために整地をやるんだ。図165を見てくれ。」
図164
○○●●○○○●┐
├┼●●●○○●●
├┼○○●○┼○┤
├┼○●●○○○○
├┼○●┼┼●●○
├┼○●┼┼●○○
○○○●┼┼●●○
○●○●┼┼●┼●
●●●●┴┴●┴┘
(´・ω・`)「このように陣地内の石を動かして四角い地を作ると数え易いよね。これを『整地』と呼ぶんだ。」
ξ゚听)ξ「整地のコツは四角い10目単位の地を作ることね。そして端数の地は一箇所だけにしましょう。」
( ^ω^)「把握したお。確かにこれなら数えやすいお。」
(´・ω・`)「以上で地の数え方は終わりだ。難しいけど実践でなれていこう。」


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第一章 基本の心得
 ■あらすじ
 ■対局の進め方
 ■地(じ)について
 ■石を取る
 ■アタリ
 ■着手禁止点

第二章 特殊なルール 
 ■コウ
 ■死活
 ■眼(1)
 ■眼(2)
第三章 石を取る技術
 ■シチョウ
 ■欠け目
 ■中出
 ■セキ
 ■いままでのまとめ

第四章 終局の仕方、上達ヒント
 ■ウッテガエシ
 ■アゲハマ
 ■ゲタ
 ■対局の仕方・マナー
 ■オイオトシ
 ■上達のヒント


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